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● レジ袋からエコバッグに持ち替えよう

《エコバッグ派・ビニール袋派》
スーパーマーケットなどでレジ袋が有料化されてから久しい世の中、
エコバッグを使用する習慣が付いた人がいるなかで、
そんなことは気にせずにレジ袋を買う人もまだまだ多く見受けられます。
たかが数円、されど数円。
ちりも積もれば山となると先人は言いますが、
家計の負担は減らせるところで減らしたいものです。
そもそも、レジ袋が有料になったのは、
地球温暖化の原因とされている二酸化炭素を削減するためでした。
しかし、エコバッグにすることで、
二酸化炭素の排出をどのくらい抑えることができるのでしょうか。

《どのくらい二酸化炭素を削減できるのか》
二酸化炭素の削減量は、
レジ袋を利用した時とエコバッグを利用した時の
環境に対する負荷を比較することで分かります。
レジ袋は原油から精製されるエチレンを元に作られます。
レジ袋1枚(大型のもの)を製造するために必要な原油は約18.3mlです。
また、原油1l当たりの二酸化炭素排出量(固有単位当たり係数)は、
0.7225kgCとなっています。
ここで、レジ袋を削減し、その製造量も同時に減らしたと仮定し、
買い物袋の二酸化炭素排出量などの環境負荷を無視して計算すると、
レジ袋1枚当たり、0.013222kgC (=13.2gC)の削減効果があると考えられるのです。

《ちりも積もれば・・・・・・》
ピンとこない方も多いと思いますが、
つまり、1人が使用するビニール袋を1日1枚とすると、
年間で4kgの二酸化炭素を削減に貢献しているのです。
たったそれだけの量しか減らせないなんて、と思うかもしれませんが、
小さな買い物が積み重なってお金がどんと減ってしまった、
ということはきっと経験しているはず。
エコバッグに変えるというほんの小さな行動が、
莫大な量の二酸化炭素排出削減に繋がっていくのです。

 



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