《人の心を操る色彩のパワーで販促エコバッグを強化しよう》
色には、様々な心理的効果があります。
青い壁の部屋にいると落ち着く、あるいは寒く感じる、
オレンジ色の部屋では暖かく感じ、食欲が増すといったように、
人の五感や感情は色そのものが持つパワーの影響を
常に受けているといいます。
マーケティングにおいても、購買意欲や判断力などは
テーマ色に左右されると言ってよいものです。
商品イメージと連動しやすい色、高級感を与える色を配することで、
実際に販促効果は格段にアップします。
アピールしたい商品の特長や価格、ターゲットに合わせた色使いは、
PRや販促グッズづくりにおいて大変重要です。
販促グッズとしてエコバッグを作るときも、
こうした点を念頭に置いてデザインを決めましょう。
《ケーキの箱がピンクである理由》
色は味覚や温度のイメージと密接なつながりがあります。
たとえば、黄色はレモンのような酸味やさわやかさ、
新鮮さ、若さを連想させます。
冷たさを感じる青は、飲料や夏向けの商材に不可欠。
緑はエコロジーや植物、自然の風景を連想させます。
甘さを感じさせるピンクは、洋菓子のパッケージに必須の色。
新しいスイーツの販促キャンペーンには、
何が何でもピンクのエコバッグを用意したいところです。
赤は、唐辛子のようにスパイシーな辛さや熱気、パワーを感じさせ、
オレンジは熟した果実や秋の収穫のイメージです。
《ターゲット層によって変わるテーマ色》
黒や濃茶は小さくても重みを感じますが、
同時に大人の落ち着きや高級感を感じさせます。
さらにゴールドやシルバーとの組み合わせはゴージャスなので、
高額商品やブランドイメージを高めるための販促によく用いられます。
反対に、子ども向けには明るいトーンの黄色や赤、青など
原色系の楽しくにぎやかな配色を。
女児向けには、可愛らしいパステルトーンなどが適しています。